忍者ブログ

援助交際オレンジ
08 2017/09 1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30 10
RECENT ENTRY RECENT COMMENT

09.23.12:53

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 09/23/12:53

08.24.09:48

その娘

その娘(こ)とはバイト先で知り合った。 駅ビルの地下にあるレストランとファースフードの店。 二人でアメリカンドッグを作って売った。 衣を作るとき水が先か粉が先かでもめた。 ハスキーな声と笑顔が魅力の、 いちばん結婚を意識した相手だった。 ただそのときはまだ学生だったし、 「とんでもない」と親にも反対された。 初めて会ってから六年後の夏、 社会人らしくネクタイをして新宿で会った。 三角ビルのいかにも高そうな、 ステーキ屋に思い切って入った。 目の前で肉をサイコロ状に切り分けてくれて、 焼いてくれて箸で食べるやわらかいステーキ。 お代は二人で弐万八千円なり。 なかなか店から出てこないので、 お金が足りずにヒドイ目に遭っているんじゃないかと、 心配になったらしい。 「恋は自然消滅で終わるのがいい」。 彼女がそうつぶやいたことがあった。 それからそれぞれが別の誰かと付き合っていたこともあり、 しかもそのことをお互いが知っていたこともあり、 気持ちはだんだんほかへと移り、 ゆっくりと冷めながら恋は自然に消滅した。 なんだか、お互いにしくんだような、しくまれたような、 自ら然るべく消えるということは、そういうことなのかもしれない。 ・記事抜擢 切なく感じたので、 載せてみます
PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら